明星園とともに地域の福祉を
よくする会 概念図
明星園とともに地域の福祉をよくする会は、平成22年4月25日に旧宇治明星園後援会が発展解消するかたちで誕生しました。
当初、特別養護老人ホームを明星園に作ろうという趣旨で昭和55年に組織化された“宇治明星園後援会”が、近年のあゆみのなかで、物心両面で明星園を支援するという役割から、より地域を意識した取組へと活動内容がシフトしつつあったことから名称の変更も含め、大転換をはかることとなりました。
よくする会の目指すものは、たいへんおこがましい表現になりますが“地域の福祉力を高めること”です。よくする会の構成員は、福祉の専門家もおりますが、地域の一般企業に勤める方や地元商店の方など、福祉に詳しくない方も大勢います。
明星園の後援活動を行うとともに、同時に明星園と地域のパイプ役となることで、明星園というエネルギー(社会資源)をよくする会というパイプ(ネットワーク)を通じて循環させることができれば、明星園のご利用者、ご入居者はもちろん、地域の方々の福祉の増進がはかれるのではないかと考えております。
よくする会では、現在、明星園の5つの拠点(菟道・白川・五ヶ庄・小倉・伊勢田)単位でのよくする会の組織化を目指しており、よりミニマムなローカルな地域福祉活動を実践していきたいと考えております。
明星園とともに地域の福祉をよくする会
地域福祉活動
地域の皆さんとともに、自分たちの地域の福祉を良くしていけるよう、明星園の機能や資源(明星園の設備や専門職である職員さんの力)をコラボレートしながら、各種の企画を開催しています。活動にあたってのキーワードは“明星園と地域の接着剤”です。
- 年4回発行
機関紙の発行
機関紙の発行を通じて、よくする会の活動を多くの人に知ってもらい、輪を広げるとともに、一緒に活動をしていく仲間(会員)づくりを進めています。機関紙の発行は、旧後援会を含めると30年以上続けており、今では全国に読者がおられます。
- 明星園と地域と仲間たちのつどい (旧明星園まつり)の開催
- 男性介護者+予備軍のための料理教室の開催
- 配食サービス・会食会等のお手伝い
- 地域のボランティア団体さん等とのつながりづくり
- 健康づくりのための教室の開催
寄贈・寄付・奉仕
毎年、明星園グループに対して清掃奉仕や備品の寄贈、募金等の後援活動を行い、同じ地域の住民である明星園のご入居者・ご利用者とともに、地域の福祉を良くしていけるよう活動を行っています。また、災害支援の募金活動なども行っています。
- 各種募金活動の展開(明星園グループ事業支援、災害支援)
- 明星園グループの清掃ボランティア
- 明星園グループのご利用者・ご入居者・事業所への備品の寄贈
勉強会の開催
会員同士や地域の皆さん同士が自分自身の将来のことや諸制度のことについて、学びあうとともに、仲間づくり、つながりづくりを深めています。また、全国セミナーで発表したり、参加したりするなかで、最新の地域の福祉の動向についても学んでいます。
- 寺子屋わいがやひろばの開催
- 地域福祉活動全国セミナーへの参加
- 学区福祉委員会、自治会の皆さん等との研修会の実施