“たくさんの介護が必要になっても自分らしく過ごしたい”そんな思いをカタチにしました。
「住まい」をコンセプトに洗面・トイレ付の約11畳の居室空間を演出し、10名程のグループ(ユニット)ごとに、リビングやキッチン、そしてご自身の力を活かしながら入ることのできる浴室を設けました。
2Fにはボランティアルームや屋上菜園等、息抜きをしたり、地域の方やご家族とも交流したりできるスペースも作りました。
ここが自慢!
大きな厨房で小さな心配り
- 将来は、地域の皆さんにもおいしい食事を届けたいという思いから一度に100食作れる調理室を整備しました。
- 飲み込みの悪い方でもおいしく食事を食べていただけるよう、ソフト食(一度完成したものを素材ごとにペーストにして再度形作る)の専用コーナーを設けています
- あったかい食べ物と冷たい食べ物をそれぞれ分けて温冷保温ワゴン(ユニットワゴン)に入れて各ユニットに運び、盛り付けを行います。
ご利用者の声
「居室が広いので、おばあちゃんとお部屋でゆっくり過ごすことができます。」 「スタッフの皆さんも気さくに話かけてくださるので、日常の様子をつぶさに知ることができます。」
「ほぼいつでも自由に出入りできるのがうれしい。面会時間が決まっていると仕事終わりに会いにいく事がなかなかできないので。」 「おばあちゃんと一緒に隣の伊勢田神社の参道によく散歩に出かけます。馴染みの場所がすぐそばにあるのも大きな魅力ですね。」
「スペースが広いので職員さんが忙しいと思います。もう少し、職員さんの数が増えるといいですね。本当によくやってくださっています」 「こちらのお食事は栄養満点ですので、こちらに来る際は主人と一緒に食事を摂らせていただいています。おいしいですよ。」
担当スタッフより
Cユニット職員一同
当園では、ご入居者個々に24時間シートという様式を活用し、1日の生活リズムをつかみ、どの時間帯にどのようなサポートが必要かを把握し、ご自身でできることを大切にしたサービス提供を実施しています。観察力、洞察力がケアには必要と言われていますが、それ以外にも大切なことがあります。
ご入居者と関わるなかで共に支え助け合うという思い、日頃の何気ない関わりになかで共に笑い楽しむ時間を大切にするということです。関わる時間を多く持てるので、ご入居者の些細な変化も感じ取れるようにと職員教育を行っています。ご家族との会食会等も定期的に実施しています。
池崎 美代子 (介護職員)
私は、夕食前からイブニングケアまでの短時間勤務しています。ここには20歳の若い子から60代のベテラン層までたくさんの年代の人たちが働いています。子育て中の方も多く働いています。私のようにフルタイムでは体力が持たないけれど、短時間ならOKという方もおります。老若男女がつどう、働きやすい職場ですよ。