ご入居者にとって「家」への思いは強くやはり「家に帰りたい」と言われます。毎日同じ顔がそこにあって、落ち着ける環境がそこにあることがご入居者の安心につながります。ここは家ではないけれどここならずっと居てもいいかなと思ってもらえるそんな場所でありたいと。なごみの里は民家改修型で和室や縁側や畑があり、まさに自分のおばあちゃんの家にいるような感じがします。生活の主体者はご入居者です。洗濯・掃除・食事作り・地域とのつながり等家でやってきた当たり前の日常生活をすることで、なごみの里での暮らしが家だと思っていただけるよう日々援助しています。
ここが自慢!
認知症カフェを目指している”なごみカフェ”
- 地域の方、ご家族、ご入居者とどなたでもご利用していただける開放型のカフェを毎月最終土曜日に開催しています。
- カフェで出会った来客者同志で他愛もない話をしたり歌をうたったりして過ごしてもらい、又はご自宅で困っていること等の相談を受けたり、介護者の愚痴をこぼしてもらったりしています。
- グループホームが地域の中で身近な存在となり、小さなことからコツコツと少しずつでも地域貢献ができるよう取り組んでいます。
ご利用者・ご家族・地域の声
「ここは塩梅ようしてくれはる、何にも言うことはない。死ぬまでここにいてもええんやろ。」
「○○さん、○○さんって名前で呼んでくれるの、皆にやさしくしてもらって嬉しいです。」
「いつもようしてくれるから家にも遊びにおいでや、家に来たらごちそうしてあげるしな。」
「家に一人でいた頃と母の顔がぜんぜん違う、母の幸せそうな顔を見れて本当に喜んでいます。」
「こんな家庭的でよくしてもらえるところは他にはないよ、タクシーに乗るといつもその話をして運転手さんに自慢してるんです。」
「私もここに入りたいわ」
「ここへ来たらほっとするよ」「(ご入居者の)皆さんのお元気そうな顔を見るとここでの暮らしぶりがよくわかる」
「外から中の様子が見えないから入りにくい」
「毎日散歩へ出掛けている様子を見ています、職員さんは大変だろうけど、よく頑張っているね」
担当スタッフより
山﨑 真知子 (管理者)
職員が楽しく仕事をしていないとご入居者の笑顔は引き出せません。それには職員がやりがいを感じられるように、とにかく何でも職員みんなで話し合い、意見を出し合いどうやってケアしていくのかを決めています。また職員の得意なことを仕事に生かしてもらうことで職員一人一人が主役になれる場面作りを行っています。共に成長できる職場を目指して日々奮闘中です!!
山下 由香 (介護職員)
私はご入居者との関わりの中で「一緒に楽しむ!」ということを大切にしています。それは、ひとりひとりの新しい発見に出合った時、その方のイキイキとした表情や笑顔が見られると、思わず「よっしゃ~!」と、心の中で叫ぶほど嬉しくなります。また自分の活力にもなっているので、これからも、それぞれの魅力を引き出せるように、一緒に楽しみたいと思っています。